道端や公園に咲いている花を調べる時、どうしてますか?
ネットで調べるのもいいですが、せっかく花の名前を知りたいと思ったなら、パラパラめくりながら色々な花の写真が見れる図鑑を買って眺めてみるのも楽しいもんです!
小型の携帯サイズの図鑑であれば、花を観察しながら調べる事が出来て、散歩も楽しくなるし、花の名前も覚えやすいです。
今回はそんな用途にぴったりな道端や公園に咲く花中心の図鑑で、小さくて持ち歩きに便利なものをいくつか紹介します。
紹介するのは全て私が本屋で悩んで悩んで悩み抜いて買ったもの!どれも写真が綺麗で調べやすいものが揃っています。
この記事の目次
私が愛用している携帯用お花図鑑
私が持っているのはこの3種。
1.散歩で見かける草花・雑草図鑑
2.散歩で見かける四季の花
3.最新版 街でよく見かける雑草や野草がよーくわかる本
本のタイトルが似通っていて、名前で説明してもわかりづらいので左から順番に「1の本」、「2の本」、「3の本」と呼ぶことにします(笑)。
どれも、街や道端で見かける花に特化した図鑑です。
背表紙と厚みはこんな感じ。
まずはページ数や重さを比べてみました。
1の本 | 2の本 | 3の本 | |
大きさ(縦×横×厚み)[cm] | 17.4×11.3×1.7 | 17.4×11.3×2.4 | 18.8×12.3×3.3 |
重さ[g] | 355 | 388 | 608 |
ページ数[頁] | 386 | 416 | 543 |
1.散歩で見かける草花・雑草図鑑 の特徴
初回した3冊の中では3冊の中では一番コンパクトな図鑑です。
花の色別のインデックスがついていて地味に便利です。少し載っている花の情報が少ない気がしなくもないですが、コンパクトさを考えると十分な情報量です。
大きい図鑑を買っても載っていない花は載っていないのでその辺は割り切っちゃってもいいかと思いますよ!
2.散歩で見かける四季の花
1には若干劣りますがこちらもコンパクト。紙面自体は1の本とかなり似ています。1と同様コンパクトですが少しだけ厚い分やや開きにくいです。
今回紹介している3冊は、どれも写真が見やすく、種の同定もしやすいのですが、この2の本は他の2冊に比べて少しだけ綺麗な写真が多い気がします。
この本の最大の欠点が、「庭の花」「草の花」「樹の花」でインデックスされている事。それぞれの項目でそこからさらに花期でインデックスされているのですが、私には「庭の花」と「草の花」の境目がいまいち分かりません。
なので、「庭の花」の中から探して、無かったら「草の花」から探すという二度手間になりがちです。
残りの2冊はまず花期でインデックスされているので、これが一番大きな違いでしょう。
これだけ書くとこちらの2の本は候補から除外しようと思われそうですが、こちらの本は、各ページに載っている「豆知識」のコーナーが面白いです。豆知識コーナーは3冊ともついているのですが面白さを比較すると「2>1=3」という感じ。こちらの本が一番面白いです!
3.最新版 街でよく見かける雑草や野草がよーくわかる本
他の2冊と比べると少しだけ大きく、かなり厚みがあり、持ち運ぶには少し気が引けるサイズになってます。
もちろん、大きい分だけ載っている花の種類やそれぞれの花の解説も豊富です。1、2の図鑑は解説が120文字ぐらいなのに対し、こちらは200〜300文字以上あり、とても読み応えがあります。しっかりと紹介や解説が載った図鑑が好きな人にとっては読んでいてとても楽しい図鑑です。
また、花の形や葉の形の分類がしっかりと体系づけて記されています。「日本の侵略的外来種ワースト100」だとか「毒あり」の様な情報も載っていて、今回の3冊の中では一番図鑑らしい図鑑です。
結局おすすめの図鑑は?
用途にもよりますが、散歩する時に持ち歩きたいなーと思っているなら、1の「散歩で見かける草花・雑草図鑑 の特徴」をおすすめします。
2の「散歩で見かける四季の花」は、前述した様に少し調べにくい所があるので、私はどちらかというと1の方が好きです。3の「最新版 街でよく見かける雑草や野草がよーくわかる本」はあまり持ち運ぶ気になれないサイズなので、頻繁に持ち運ぶ予定の人はやめておいた方がいいです。
あまり持ち運ぶつもりはなく、散歩中に気になった花を家に帰ってから調べる場合は3の「最新版 街でよく見かける雑草や野草がよーくわかる本」一択でしょう。情報量が桁違いです。
私の様に、持ち運びたいけど情報が豊富な図鑑も欲しいという方は1と3の2冊同時購入しちゃいましょう(笑)