和風総本家で紹介されたものの値段
前回に引き続き、和風総本家で紹介されたものの中から値段が気になるものを調べてみました!
今回は水琴窟(すいきんくつ)、トランペット用ミュート、検眼枠(けんがんわく)の3つです。
水琴窟(すいきんくつ)の値段
確か梅雨を楽しむ職人たちの特集で放送されたものだったと思います。
底部に少しだけ水を張った大きな龜(かめ)を土の中に埋めて、中に落ちる雫の音を楽しみます。
龜の口から水が入ると、内側で音が共鳴してぴちょーん、ぴちょーんととても気持ちのいい音がします。イメージとしては、洞窟の中で水滴が水たまりに落ちる音みたいな感じでしょうか。
昔箱根の水の音(みずのと)という旅館に泊まった時にエントランスに置いてあって、そこで音を聞いて以来ずっと気になってたのですが、水琴窟という名前だったんですね!
土の中に埋めるものの他に普通に置いておくだけのものもあります。
土に埋めるものであれば、龜代、設置費用を含めると20万〜34万円程が相場のようです。造園業者に頼むことになるので、それなりにかかっちゃいますね。
置型の場合、龜単体で30,000円程のものもあるので、自分で設置する場合はこれだけで済みます。
水琴窟がある家なんてそうそう無いでしょうが、一度音を聞いてみると「家にも置きたいなー」と思ってしまうかもしれません。
ベストブラスのトランペット用ミュート
世界で見つけたメイドインジャパンで紹介されたベストブラスというメーカーの日本製ミュート。
ミュートとは、金管楽器の音の出口の部分にはめ込んで、音に変化を付けたり、小さくするためのものです。
チェコフィルハーモニー管弦楽団のトランペット第一奏者の方が長年愛用していて、品質を絶賛していました。
へら絞りという伝統の金属加工技術を駆使して製造されている様子が放送されていました。トランペットの先端に押し付けて固定する道具のため、軽さが求められるそうで、完成品の厚さはなんと0.3mm。熟練の職人さんじゃないと、縁がガタガタになったり、破けたりしてしまうそうですが、使い手の気持ちを考えて、限界まで薄く作っている様です。
見た目や使う場面の華やかさとは裏腹に、伝統の技で造られていたのが意外ですね。
ちなみにへら絞りは日本でも古くから行われていた金属加工技術ですが、起源はヨーロッパか中国だそうです。
こちらのミュートのお値段は10,000円〜20,000円程でした。番組で紹介されていた物と同じものは、10,000円程でした。
トランペットのミュートは、そこそこのものなら大体10,000円前後という印象なので値段としては普通なんですね。
検眼枠(けんがんわく)のお値段
眼科で眼鏡の度数を図る時に使用する検眼枠。フレームに様々な度数のレンズを差し込んだり抜いたりしながらちょうどいい度数を測るためのものです。
私は眼科は子供の頃行って以来なので、実物を使ってもらった覚えもなく、クイズで出題された時は最後まで何を作ってるのかさっぱり分かりませんでした。
そんな検眼枠ですが、値段を調べてみても情報が少なく、調べるのに苦労しました。
唯一、楽天で医療機器を専門に扱っているショップで見つけたのが8,000円〜10,000円位のもの。
医療機器だし、専門的な道具だし、作る工程も大変な物なので、数万はするだろうと思ってたので、この値段で合っているのか自信がありません…。
恐らく楽天で見つけたものは検眼枠本体だけで、レンズは別売りなのでしょうが、それでも安く感じますね。
なんだかイマイチ納得いかない形になってしまったので、ハッキリした値段がわかり次第追記する事にします!
追記
調べ方を変えたら大体の値段がわかりました!
どうやら検眼枠(けんがんわく)は一般的な名称ではないようで、メーカーによって呼び方が違うようです。
Inamiという会社の通販サイトでは試験枠という名前で同様の商品が販売されていました。値段はフレーム単体で10,000~28,000円ほど。レンズセットは別売で11対(22枚)で140,000円と、レンズのほうがずっと高いという結果でした。35対(70枚)セットだと400,000円します。
フレームの値段の開きは、シンプルで機能の少ないものが10,000円ほどで、多機能のものは28,000円ほどだったので、上で調べていたものは別のメーカーのシンプルな検眼枠だったのかもしれませんね。
追記終わり
まとめ
今回も使う人が限られたものばかり紹介しましたが、こういうモノの値段調べるのって面白いですね。
和風総本家はレコーダーにいくつか残っているので、見直してみて値段が気になるものがあったらどんどん調べてみようと思います!