今回は2017年6月8日に放送された和風総本家の「老舗洋食店を支える職人たち」で放送された品物の値段を調べてみました。
最近の和風総本家は食べ物に関するものの特集が多いですね!「東京弁当を支える職人たち」「日本の朝ごはん」、そして6月22日の放送も企画は「世界で見つけたMade in Japan」でしたが、食にクローズアップされた回でした。
和風総本家は食べ物を撮るのが上手すぎて毎回よだれ垂らしながら見ちゃいます(笑)
和風総本家 老舗洋食店の回に紹介された物の値段
さて、老舗洋食店の回に話を戻します。
紹介されたものは牛刀ヤスリ、レースペーパー、寸胴、肉叩き。
それぞれの値段を調べてみました。
番組で放送された物と全く同じ物の情報が見つからなかった場合は、同じ様なタイプのものの情報を載せてます。
牛刀ヤスリの値段
包丁についた肉の油を落とすための牛刀ヤスリ。
私は和風総本家で初めて見ました。長さは30cm程あります。剣みたいでかっこいい!
値段を調べてみたところ、7,000円〜12,000円程との事でした。特殊硬質クロームという超硬い素材で作られた物のみ12,000円で、その他の素材は7,000円〜8,400円ぐらい。番組で紹介されていたものは特殊硬質クロームのものだったと思います。
レースペーパーの値段
洋食を食べに行くとお皿の下に敷いてある事がある、綺麗な模様に切り抜かれた紙です。
番組で紹介されていたレースペーパーの工場では、ザックリと機会で加工した後、紙を2,000に束ねて手作業で仕上げをしていました。
値段を調べてみると13号(直径35cm)の円形のもので、100枚1,000円ぐらいでした。
紙製品とはいえど、見た目の綺麗さと手作業の工程があると考えるととても安く感じます。
寸胴
アルミで作られた大きな縦長の鍋です。
番組で紹介されていた北陸アルミニウムでは、自動のへら絞り機で成形していました。へら絞りの機械なんてあったんですね!
成形した後は硫酸につけ込んで電流を流し、アルミニウムからアルマイトに化学変化させるという工程がありました。アルマイトにすると腐食に強くなるそうです。
公式サイトでを調べてみたところ品物のバリエーションがとても多く、一般家庭向けからプロ仕様のものまで幅広く販売していました。
寸胴となると一般家庭で使うことはあまり無いと思うので、プロマイスターというブランドの物を紹介します。
一番小さな18cmの物が定価7,300円程、一番大きな60cmの物はちょうど100,000円でした。中間の39cmの物は34,000円、一般家庭でも使えそうな27cmの物は15,000円程でした。
素材や用途、機能によって商品のバリエーションも豊富なのであんまり書いてると寸胴だけで1記事出来てしまいそうです(笑)
肉叩き
肉の繊維を崩して柔らかくするための肉叩き。
よく見かけるものは叩く麺がギザギザになっている細いハンマーですが、和風総本家で紹介されていたものは、厚手のコテやフライ返しのような形でした。
紹介された洋食店で使っている様子は他は叩くというよりも押して伸ばしているような感じでしたね。
値段は2,000円ほどの様です。
肉たたきと言えばトゲトゲハンマーだと思っていましたが、調べてみると色んな形、素材のものがあって面白いです。
キッチンツールもホームセンターに並んでるものだけじゃなく、ネットや金物屋で探してこだわって見るのも面白そうです。
調べてみた感想
今回も色々調べてみましたが、こうやって和風総本家で紹介されたものを調べていると、一つの物をとっても色んなタイプのものがあるんだなーとすごく勉強になります。
これまで特に意識もしないで店に並んでいるものから選ぶだけだったものも、もう少しこだわって探してみようかなーという気分にもなれます。
勉強になる反面、買うものを選ぶのに時間かかったり、いい物が欲しくなってお金かかったりしそうです(笑)
↓の関連記事に、他にも和風総本家で紹介されたものの値段を調べた記事があるので気になったら読んでみてくださいね!